第13回日本PTEG研究会学術集会を、2014年5月31日(土)に松山市の湊町にある松山市総合コミュニティセンター 大会議室にて開催いたします。
1994年に東京女子医科大学の大石英人先生らによって開発されたPercutaneous Trans-Esophageal Gastro-tubing(PTEG)はその安全性、有用性が認識され、2011年の保険再収載により多くの施設で施行されるようになってきました。また、PTEGの発展と普及を目的にした当研究会学術集会は,2002年に東京女子医科大学第2外科亀岡信悟教授のもとに第1回が開催されたのち、回を重ねてこのたび第13回を迎えました。この伝統ある本研究会学術集会を四国で初めて主催させていただくことになったことは、当番世話人として身に余る光栄であり、関係各位に深く御礼申し上げます。
さて今回のテーマは「PTEGをいつでもどこでもだれにでも」とさせていただきました。俳句の街松山にちなみごろ合わせを兼ね、いまだに内視鏡的胃瘻造設術(PEG)ほど認知されていない現状をふまえ我々の啓発活動のさらなる進展を願いイメージしました。
シンポジウムとして多数症例をもつ施設の「導入第1例目とその後の展開」を予定しました。一般演題を含めご参加いただいて、多くの施設が「PTEGをいつでもどこでもだれにでも」となることを期待します。コメディカルの方を含め、多数の皆様のご発表およびご参加を心よりお待ちいたしております。
松山市には、いで湯と城と文学のまちとして道後温泉をはじめ、松山城、子規記念博物館、坂の上の雲ミュージアムなどがあり、温泉を楽しみ、歴史と文化に触れるいい機会としても散策していただければ幸いです。